暑いときにはナシ!4
長十郎と同じ時期に成熟する赤ナシである。
果実は長十郎より少し大きめ、果形はやや腰高である。
外観の特長がこのようにはっきりしているから、一度見て、完熟したものを食べたら、まず忘れることはない。
果肉は軟らかで、それは幸水と同等、甘みも幸水に負けない。
それは野菜 種以上である。
豊水の食味の特長は酸みがはっきりしていることで、それで、果汁は砂糖水のようではない。
深みのある濃い味がする。
豊水の豊は、甘みも果汁もたっぷり、ここからきていると教わっている。
しかし、未熟な果実は酸みが強い。
それだけ、売り手は客をだませない。
そんな品種でもある。
ナシ栽培農家の直売所や、産地の農業協同組合の直営売店などで買う時には、こうした品種名が正確に書いてあるはずだ。
品種名と実物を、ここでしっかり覚えておくことにしよう。